最近、怒涛のごとくセールスレターの本やマニュアルが
出ていますが、本当は、なかなかマニュアル化や
定型化はできないんだよね。
売れる文章やトークができる人というのは、
例えば、自分が喫茶店で働いているとして、
お客さんが来て、椅子に座った瞬間に
その人のポケットにタバコが入っているのを見て、
お客さんから「灰皿くださ~い」といわれる前に
スッと、『先に灰皿が出せる人』。
”あなたが欲しいのはこれでしょ?”と。
こういう人が作るHPなら、文章そのものがヘタでも、
「申し込みボタン」を押す人は間違いなく多い。
実際、1年前に事務所を引越ししたときに
個人でやってる小さな引越屋さんのトラック
で引越しお願いしたんだけど、
そのおじさんのHPを見て決めたんだよね。
HP自体は、ちょーーーードヘタなんだけど
(多分ホームページビルダーで作ったレベルだと思う)
http://hikkosi.net/
しかしながら、書いてある文章に「本気」が見えた。
そんで、申し込みフォームがこれまたすごい。
「おっさん書きすぎだよ」
と言いそうになるくらい書いてある。
普通のインターネットマーケッターなら、
「フォームはなるべくシンプルに!」と言うでしょう。
しかし、このおっさんのフォームはすごすぎる。
すべての入力欄に、「この入力項目はああでこうで
こう書いて、こんなことを書け」
という具合にしつこいくらいに書いてある。
正直、疲れる人もいるだろう。
でも、実はここがマジック。
このしつこいくらい(笑)の申し込みフォームを見ているうちに
自分でも知らない間に
とてつもない この会社の「信用」を感じたのだ。
この人、仕事に対して、気合入っているな。と。
で、事務所の引越しのときは、
一緒にトラックに乗せてもらって
移動したので、そのおっさんに聞いてみた。
するとなんと、
引越しの申し込みの99%は、
そのドヘタなHPを見ての申し込みらしい。
それで、3ヶ月以上先まで毎日予約で満杯。
当然、そのおっさんは最近、流行の情報商材系のノウハウなんて知らない。
ただ、引越しをこれからする人への愛情と
気合が一生懸命サイト中に書かれている。
実際、作業も迅速で丁寧。
しかも、人柄のよさに感動した。
そのおっさんは、検索エンジン対策のために
被リンクが大事なんてことも知らないが、
お客さんが、引越しをお願いしたあとに感動して
勝手にリンクを貼ってくれたり、掲示板に書いていて
くれたりすさまじい。
これがほんとの検索エンジン対策なんだよ!
「本気の思いは伝わる」ってやつだよね。
本気で思っているから、PCのディスプレイ越しに
伝わってきてしまう。
逆に、作られた思いはすぐにバレる。
作り手がテクニックを覚えて成長すればするほど、
消費者も成長してしていくからね。
「あ、この文章の書き方、他のサイトでもみたぞ・・」
記憶に残る。
HPは書き換えることはできても、見た人の記憶は
書き換えられないというところがミソ。
マニュアルで流行している『型』は重要だし効果もあるけど、
そのせいで、型に「はめられてる」人の方が多いかも・・・。
思いを作らされている。
それじゃ、本末転倒ってやつだよね。
